HOME
»
イベントレポート
»
アーカイブ:病院長

イベントレポート

新型コロナワクチン医療従事者優先接種

 
千代田病院で新型コロナワクチン医療従事者優先接種が始まっています。
当院院長が第一号として率先してワクチン接種を受け、それに続いて職員が接種を受けています。
皆様がご心配する重大な副反応も認めず、改めて安心して受けられるワクチンだと実感しております。
地域の皆様にはお待たせしておりますが、準備が整い次第当院でもワクチン接種を対応させていただきます。

 

作品紹介

 
1月はアラウンド100歳の方が2名、誕生日を迎えられました。
とてもお元気な方たちで、長生きの秘訣を少し照れながら教えてくださいました。
何歳になっても新しいことに興味を持つことは大事なのですね。
写真はその方が塗られた塗り絵です。

 

でめ活

 
本年度も新入職員の皆さんに認知症研修を受けていただきました。
「認知症」という言葉は浸透しつつあるものの、世間のイメージは依然として「よくわからないけど、なると怖い」ものです。
もちろん、ならないに越したことはありませんが、これからは生活習慣病やガンと同じくらいの頻度でなってしまうと考えた方が良いようです。
認知症=dementia(ディメンシア)と英語圏では言います。北広島町では毎年、認知症啓蒙に積極的に取り組んでおり、当院も微力ながらお手伝いさせていただいております。本年度はディメンシア活動と題し、少し崩した言い方で「でめ活」を広めたいと思います。認知症への理解を深めてもらい、予防活動に取り組み、早期診断・早期治療をありふれた医療とし、そしてもし認知症になってしまった時は、気軽に我々にご相談ください。そんな「気軽」さが当たり前になるように我々は努力して参ります。

 

第19回千代田病院研究発表大会

 
令和になって初めての院内研究大会を開催しました。

年々発表内容が充実してきています。本年もレベルの高いものでした。
表彰を受けたのは、

「在宅生活継続のための取り組み〜ストレッチ内容の見直し〜」(デイケアつれづれ)
自宅でのA D L改善のための筋力アップ体操をデイケアで取り入れ、結果A D Lが改善しているデータを示しました。

 
「業務の見直しから転倒事故を減らすための取り組み」(3病棟看護)
重度認知症患者の入院中の転倒は必ずあるリスクであり、その転倒が起こりやすい時間帯・要因を細かく解析し、人員配置に生かして転倒率を低下させました。


「お薬手帳〜利用拡大へ向けた取り組み〜」(薬剤部)
お薬手帳は本人が何を飲んでいるのかを把握するため、また医師が他院での治療状況を推測するためにとても大切であり、その所持率・持参率を年代別に解析して、啓発活動に生かしました。


それ以外の発表も非常にアカデミックであり甲乙付け難いものでした。
千代田病院はまだまだ進化した取り組みを実践してまいります。

 

花田舞太郎

 
2015年に誕生した北広島町のゆるキャラです。
何年経っても毎年10歳の誕生日を迎える不思議な牛。
牛ならぬ牛妖精なのかもしれません。
患者さんが作ってくださいました。

 

セミナーを開催しました

 
令和1年9月20日に、ホテルグランヴィア広島で「令和元年度広島県認知症疾患医療センター合同セミナー」を千代田病院主催で開催いたしました。この度は慶應義塾大学医学部 精神神経科学教室 教授 三村將先生をお招きして「認知症の精神症状とその対応:神経心理学的理解から」というタイトルでご講演を賜りました。県内の医療・介護福祉関係者が約250名出席してくださいました。普段はなかなか聞くことができない充実した講演内容でした。

 

夏休み自由研究イベント

 
8月1日に「つむぎカフェ」と「忘れんぼ先生」がコラボして、古民家「より処きやんせ」で小学生を対象に科学研究イベントを催しました。
「掴める水の大実験」と題し、高校の化学で習うような内容をわかりやすく目に見えるもので体験していただきました。
一緒に参加していただいたご年配の方々も「子供から元気をもらった」と喜んでいただけました。

 

 

学会発表

 
平成30年11月22日、23日に広島県医師会館で行われた第59回中国・四国精神神経学会、第42回中国・四国精神保健学会にて、千代田病院から演題発表させていただきました。当院が開設当初から取り組む認知症の方への身体リハビリと、対応が困難な認知症の方への当院独自の看護の取り組みを多職種連携の視点でお伝えさせていただきました。これからも日々精進してまいります。