今年も残すところ、あと半月となりました。
食事でお正月気分を感じていただけるよう、お節料理の盛付けに使う、カップやバラン、お弁当箱と祝い箸の準備をしました。
栄養給食課では、今年度の目標に「衛生管理の徹底」を掲げています。
その一環として、一般財団法人サニクリーンアカデミー様の協力で、厨房の衛生管理状況の調査や、細菌のふき取り検査を実施。
この度、2回目の結果報告と、衛生管理の講習を受けました。
3か月前の1回目に指摘されたことは、概ね改善できており、衛生への取り組みに高評価をいただきました。
この結果にひと安心するとともに、今後も良好な衛生環境を維持できるよう、スタッフ全員で気持ちを引き締めました。
中庭の柿が実り、院長が収穫して持って来ました。
今年の柿は大きく甘いものが多いようです。
早速、お昼ご飯に患者さんやデイケア利用者さんへお出ししました。
たくさんあるので、これから「柿なます」など、料理にも使いたいと思います。
栄養レシピ第8号をまもなく発行いたします。
寒い時期においしさを増す根野菜などをたっぷり使った料理を収録しております。
【収録レシピ】
01. 白身魚のカレーシチュー
02. シーフード八宝菜
03. 減塩肉じゃが
04. きのこ豆腐
05. レタスとちくわの炒め物
06. 五目きんぴら
07. 白菜の卵とじ
08. 白菜の梅かつお和え
09. 小松菜の辛子和え
10. お手軽ちらし寿司
11. ゴロゴロ野菜の和風カレー
12. 豆乳寒天
※上記のレシピは公式サイトにて2019年1月・2月・3月・10月・11月・12月に公開したレシピです。
栄養レシピ第7号を発行いたしました。
これからの季節におすすめの「疲労回復」「食欲増進」の効果が期待できる料理も収録しております。
【収録レシピ】
01. カツオのソテー洋風梅みそかけ
02. 鶏肉のトマト煮
03. 豚肉の梅おろし焼き肉
04. なすと鶏肉の卵とじ
05. グリンピースのコンソメ煮
06. アスパラとえびの卵炒め
07. きゅうりと春雨の中華酢の物
08. ピーマンとツナのカレー炒め
09. ひじきと厚揚げのあっさり煮
10. しっとりそぼろ丼
11. フルーツ杏仁豆腐
12. パインゼリー
※上記のレシピは公式サイトにて2019年4月から同年9月までに公開したレシピです。
小さいながらも実をつけたので食べていただきました。
味は…いまいちだったそうです(笑)
本年度も新入職員の皆さんに認知症研修を受けていただきました。
「認知症」という言葉は浸透しつつあるものの、世間のイメージは依然として「よくわからないけど、なると怖い」ものです。
もちろん、ならないに越したことはありませんが、これからは生活習慣病やガンと同じくらいの頻度でなってしまうと考えた方が良いようです。
認知症=dementia(ディメンシア)と英語圏では言います。北広島町では毎年、認知症啓蒙に積極的に取り組んでおり、当院も微力ながらお手伝いさせていただいております。本年度はディメンシア活動と題し、少し崩した言い方で「でめ活」を広めたいと思います。認知症への理解を深めてもらい、予防活動に取り組み、早期診断・早期治療をありふれた医療とし、そしてもし認知症になってしまった時は、気軽に我々にご相談ください。そんな「気軽」さが当たり前になるように我々は努力して参ります。
今年は中庭でイチゴを育ててみようと思います。
託児所の子供たちとうえました。
令和になって初めての院内研究大会を開催しました。
年々発表内容が充実してきています。本年もレベルの高いものでした。
表彰を受けたのは、
「在宅生活継続のための取り組み〜ストレッチ内容の見直し〜」(デイケアつれづれ)
自宅でのA D L改善のための筋力アップ体操をデイケアで取り入れ、結果A D Lが改善しているデータを示しました。
「業務の見直しから転倒事故を減らすための取り組み」(3病棟看護)
重度認知症患者の入院中の転倒は必ずあるリスクであり、その転倒が起こりやすい時間帯・要因を細かく解析し、人員配置に生かして転倒率を低下させました。
「お薬手帳〜利用拡大へ向けた取り組み〜」(薬剤部)
お薬手帳は本人が何を飲んでいるのかを把握するため、また医師が他院での治療状況を推測するためにとても大切であり、その所持率・持参率を年代別に解析して、啓発活動に生かしました。
それ以外の発表も非常にアカデミックであり甲乙付け難いものでした。
千代田病院はまだまだ進化した取り組みを実践してまいります。
2015年に誕生した北広島町のゆるキャラです。
何年経っても毎年10歳の誕生日を迎える不思議な牛。
牛ならぬ牛妖精なのかもしれません。
患者さんが作ってくださいました。